父になった3日目。うつ持ちパパが“感謝”に救われた話

はじめに


父になって、まだ3日。だけど、僕の中ではいくつもの変化が起きている。


つい数日前まで、1日15時間以上をベッドで過ごしていた僕。

うつで燃え尽きて、働くことも、動くことすらできなかった。

そんな僕が、今では3時間おきにミルクをあげ、オムツを替え、沐浴までしている。



信じられないような日々の中で、
僕は初めて「感謝が心に効く」という感覚を、実感として持てた気がする。





妻が産後に退院し、僕が育児を初めて3日目になりました。



初めてのことばかりであわただしく、新鮮で、刺激的で、気づきや変化の多い時間を過ごしています。



今回は、3日目になる育児日記と、僕が3日間の育児の中ですでにあらわれたうつ症状への変化についてつづります。



また、僕が今取り組んでいる、うつの改善に効果的なアクションも記しましたので、うつ症状に悩んでいたり、毎日楽しくないなと感じている方はぜひ試してみてください。

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それでも、育児は楽しくてたまらない



ワンオペなんて無理だった。想像の5倍しんどかった育児のリアル


新生児も面倒、一人でさせてる人誰ですか(笑)



寝れない、忙しい、産後うつなんてよく聞いていたので大変だということは頭では理解したつもりでいましたが



実際やってみるとまあ大変。



僕は自宅で簡単な仕事をしている程度なので妻と二人で育児ができていますが


パートナーがお仕事に行っている間を一人で頑張っている方や、シングルで子育てを頑張っている方って本当にすごいんだなって実感しました。


これから育児を始める方や、育児をしたことがない方からしたら何がそんなに大変なの?



家事なんて機械がちゃちゃっとやってくれんじゃん。



なんて、思っているかもしれませんが、とんでもない。


ワンオペなんて無理げーなんです。

・授乳は3時間おき。1回に30分近くかかる
・吐き戻しすると窒息しちゃうので目が離せない
・沐浴は慣れてないので2人がかりでやっと
・一度にたくさん眠れない(寝不足は地味にキツい)



などなど、たった3日でこれです。


頭では分かっていたけど、体験するとやっぱり想像以上。

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イレギュラーばっか!3時間おきにとはいかないのよ


規定量飲んでくれない…..1時間半で泣き始める…..

新生児は胃が小さく1日に約8回ミルクを飲みます。


また、1日に最低6回くらいおしっこをするし、毎日ウンチをしないと便秘を疑わないといけません。

だいたい3時間おきにおむつを替えて、ミルクを飲ませるのですが、この作業に1回あたり大体30分前後取られます。

朝も昼も夜中も関係ないのでこの時点で大変なのですが


何より大変なのはうちの子は飲みが弱くて、規定量を飲まないことなんです。



だいたい生後1週間までの新生児は60~80mlのミルクを1回位あたりで飲むのですが



胃が小さかったり、飲むのに体力を使って途中で寝ちゃったりで


1回で30ml程度しか飲まないことが結構あるんです。


特にうちの子は夜に元気になるみたいで、昼間は半分くらいしか飲んでくれないことが多いです。


そうなると、全部飲んでないので3時間待たずにおなかがすいて泣き出しちゃう…


そのたびに予定の時間がずれ、睡眠時間が削られるなんてことも。



「そんなこと言いたいわけじゃない」産後ママは不安定


僕の妻は今のところそこまでではないのですが、今日初めて些細なことで強めに注意を受けました。


普段ならなにげないことでも、産後のお母さんは神経質になって気を張っていたり、不安や緊張で気持ちが不安定になることが多いです。


ぼくの友人は、カーテンをいつも通り閉めただけで「なんでそんなに大きな音だすの!!」


って叱られたそうです。

のちに奥さん自身も「なんでこんなことで怒鳴ってしまったんだろう」って言っていたので。


本人でもどうしようもなく不安定になることがあるので、これをパパ側が受け止めてあげるのも育児の一環なんだなって感じました。


みんなのご家庭はどうなんだろう。







子供が親を成長させる。それでも、育児は楽しくてたまらない

大変な部分を多く書いちゃいましたが、それでも育児はとっても楽しくて幸せを感じています。


まずなにより、我が子はかわいくてたまらないので ずっと見ていてもあきません。

ただ、育児は親にとって大きな変化をもたらしてくれます。


僕は2024年12月にほぼ完全にうつで燃え尽きてしまい療養に専念していました。


1日1時間程度、家でできる仕事をするだけで、他はほとんどずっと寝ていました。

眠たい….というより、気力がなく、体を動かす気にすらなれないのです。


買い物に行くことすら億劫だった程です。



しかしこの3日間は全く違いました。

「そろそろミルクだな。」

「あ、おむつだな。」

と、自然に体が動くようになったのです。



さらに、3時間おきの限られた時間の中で家事をして、簿記の勉強をして、新事業の仕事をするなど


時間配分をうまくコントロールできるようになりましたし


圧倒的に活動量が多くなり、気力に満ち溢れています。

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子育てが教えてくれた、“感謝がうつに効く”という事実


もう7件、医者を変えました。


僕はうつ症状を自力で何とかしようと今でも考えています。

適切な医療機関にかかるのは大事だとわかっている反面


まともな精神科医に当たるのは、今の日本では難しいと感じるからです。

方法はひたすら本を読み、Youtubeを見て解消法を学んで実践していくということ。


この中の「感謝」という方法がうつ症状に効果的であると、いろんな本や実体験として確証が持てたので、今回は最後に感謝について話します。


「ありがとう」が自然に出る毎日|僕が変わったきっかけ


とはいえ、僕はこれまで感謝というものを心のどこかで軽視していました。

年齢を重ねるにつれて、意固地になり、感謝も忘れ、いつしかすぐ近くにある幸せにすら気づけなくなりました。


いわゆる


虚無



ですね。


僕は虚無であることに気づきながら、どうすることもできず、日に日に絶望が増す日々を過ごしながら


本に書いてあった簡単な感謝を毎日続けていきました。


その習慣のおかげもあってか、育児を始めたことをきっかけに


こんなに可愛い息子を生んでくれた妻に自然に感謝をし、日々の中の小さな幸せにたくさん気づくことができるようになりました。


「感謝する心」が、僕の気力を少しずつ戻してくれている。


感謝って、こんなに心に効くんだ|うつと感謝のリアルな関係



感謝の気持ちを持つことで、


脳内で幸せホルモンであるドーパミンやセロトニンの分泌が促進されます。


これらの物質はストレスや不安を軽減させ、心を穏やかにする効果があります。



実際に精神科や心療内科の治療プログラムでも活用されている科学的に正しい事実で



うつ症状の改善や自己肯定感の向上に効果があります。



実は1日5分のカンタンなワークで感謝を習慣化することができ



さらに、自分の身近にある幸せに気づくことができます。



[1日5分]幸せを実感できる感謝日記。具体例あり

僕が毎日続けているのは「感謝日記」というものです。


寝る前に今日の感謝することやうれしかったことを3つ以上書き出すだけ。


スマホやパソコンに打ち込んでもいいのですが、個人的には紙や手帳に書くのがおすすめです。


どんな些細なことでもOK

文章の最後に「ありがとう」「助かった」「感謝」などを付け加えると実感がわくのが速くなります。


・もち君(愛犬)、今日も元気でいてくれてありがとう。
・乃木坂ちゃん、ライブ楽しかった。
・○○さん、正直な意見くれた。ありがたい。
・ママ、息子を生んでくれてありがとう。
・ピノに★型が入ってた。やった。
・夜中でも、必要なものをすぐに買いに行けて助かる。


などなど、身近な人への感謝から、便利なことへの小さなありがたみを感じ、些細なうれしかったことを書き出すことで

自然と感謝が習慣化され、幸せホルモンが出てきます。


うつ病は脳のホルモン機能の障害なので、こういったワークはとても効果的です。


とはいえ、一朝一夕にとはいかず

最初は3つも出てこないし、


実際に効果を実感するまでに時間はかかります。

僕も実感まで数か月を要しました。

しかし少しずつ感謝する内容が出てくるようになり


確実に良くなっていくので、ぜひやってみてください。

育児についても、これからたくさん更新していきますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。





最後に

僕はまだうつが治ったわけじゃありません。

でも生きようと思える毎日が戻ってきました。

「ありがとう。」と、思える出来事に気付けるたびに

うつに覆われていた心に少しずつ光が差し込んでいます。


同じように悩んでいる誰かに、


この記事が、小さなや役に立てれば嬉しいです。

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